今回はタイトルだけ見ると、高校１年生向けの話題にみえるかもしれませんが、実は高校２年生、３年生にも共通して読んでもらえる内容のつもりで書いています。良かったら少しだけお付き合いください。

まもなく多くの高校で中間テストが行われます。特に、高校１年の生徒は最初の定期試験という事で少し不安な気持ちもあると思いますが、試験勉強に際して、注意してもらいたいことが３つありますので以下に書いていきます。

①学習計画を立てる

高校の科目数は中学の頃と比べ、グッと増えています。なんとなくヤバいなと思う科目から手をつけるのではなく、はじめに計画を立てること。試験２週間前位から試験当日まで、毎日取り組む科目や内容をスケジュール化してみましょう。苦手科目に時間を割くのは良いとしても、試験３日前くらいになってはじめて手を付ける科目があるなんてことにならないように！

②強い意志をもつ

計画を立てたら確実に実行する、という覚悟を持ってください。勉強に必要なのは、計画を実行し継続させる意志の力です。少なくとも①と②の実行だけでもある程度の成果はでるものです。そして、もし定期試験が終わっても続けられれば、受験に必要な長期記憶にもつながります。

③自分なりの勉強方法をみつける

最後は勉強方法についての話です。中学の時の勉強方法を振り返ってみましょう。自分の実感として成果はありましたか？あるいは、どうも上手くいかないな、という感じでしたか？もし、後者に当てはまるようであれば、高校では、勉強方法を今一度、見直ししてみることをお勧めします。基本的に学習する上で大事なことは、理解できていない箇所を見つけ出して、何度も繰り返し練習して、出来るという状態を定着させることです。ですから、それが実現できるような学習方法を組み立てなければなりません。ただ、そのための方法というのは個人によって異なるものです。私たち塾講師に相談していただくことは一つの手がかりとなるかもしれませんが、そこで聞いたアドバイスはあくまでその先生にとって良い勉強方法なのであり、皆さん全員にベストなものというわけではありません。ですから、ぜひいろんなパターンを試して、皆さんにあった勉強方法を探してみてください。それをできるか、できないか、してみようとするのか、してみないのか、そうしたことが学力の大きな違いにつながるのです。

以上、今回は定期試験にむけた記事でしたが、少し抽象的ですね。次の機会があれば、今度はもう少し具体的に書いてみようと思います。

塾長　石澤信介