「勉強を何のためにするのかわからない」「数学の平方根や公式、理科の○○の法則は大人になってから使わないでしょ?」等々の言葉を、勉強に対してネガティブな子がよく言います。確かに大人になってから直接その知識や考え方を使う機会は一部の方かもしれません。しかし、学生時代に勉強を一生懸命取り組むことは確実に子どもたちの人生を豊かにします。行きたい高校に行くために内申や点数を取ることが必要というだけではありません。
勉強の意義は数多くありますが、その一つとして、わからない問題や見たことがない問題にぶつかったときに、これまでに得た知識を活用して思考を巡らせて思考力を育てるとともに、対処する術を身につけることだと思います。社会に出るとわからないことや未知のことがたくさんあります。変化が著しい現代ではより重要になっているように感じます。
また、スポーツは自らが選択して努力することが多い一方で、勉強は好き嫌いに関係なく誰もが取り組まなければならないにも関わらず、「勉強が好き」という子は多くありません。しかし好きではないことに対してどれだけ向き合い、頑張れるか、ということから得られるものは多く子どもたちの人生の大きな自信につながるでしょう。
私たち大人はこれらを自己の経験から理解できています。勉強は意味のないように感じてしまう子たちに対して、私たち大人がどれだけ勉強の意義を子どもたちに気づかせてあげられるかが鍵になります。私も子どもたちに気づきを与え、成長につなげられるよう日々精進して参ります。
名学館和田塾 三ケ日校 坂本 夏希



