国語のテスト準備
◎説明的文章・文学的文章共通
- まずはテスト範囲で出題される作品をきちんと読み返し、他の人にどのような話の内容かを説明できるくらい読み込みましょう。また、この時に意味が分からない言葉や漢字の読みは線を引いてください。
- 線を引いた言葉や漢字を確認して理解を深めましょう。理解したということは、その言葉を使って簡単な例文を作れるようにすることです。
◎説明的文章
- 作品を読み込むときに分からない言葉と漢字の読みに加えて、指示語(こそあど言葉)と接続語(だから、しかし、つまり等々)にも線を引いておきましょう。
- ①で引いた指示語を追っていきながら、段落ごとにどんな内容が書かれているか、授業用ノートや授業プリントで確認しながら整理しましょう。
- 学校の副教材の「国語の学習」に取り組みましょう。解いていくと自動的に共通も含めて①、②の復習になり、定着しやすくなります。また、問題に対しての答え方にも注意してください。例えば、理由や目的を問う問題は「~から。~ため。」で答え、「どんなことに〇〇していますか。」というときには「~こと」と答えるなど、問題をよく読んで聞き方に答え方を合わせるように心がけましょう。
◎文学的文章
- 作品を読むときに登場人物の確認をして、登場人物の表情や気持ちが描かれている部分に線を引きましょう。
- ①で引いた、表情や気持ちになったきっかけの出来事と作品の場面分けをしてみましょう。このときに授業ノートと授業プリントを見返しつつ取り組んでください。
- 学校の副教材の「国語の学習」に取り組みましょう。解いていくと自動的に共通も含めて①、②の復習になり、定着しやすくなります。文学的文章では心情や行動の理由が問われやすいので、心情とその気持ちになったきっかけの出来事をセットで読み取りましょう。
◎作文対策→作文は配点も高く、学調や入試でも出題されます。必ず対策しましょう。
・まず条件を確認して条件に沿って書きましょう。(一マス目から書く・段落の有無等)
・書き方の基本の形を覚えましょう。出題の仕方にもよりますが、基本は「自分の意見」「意見の理由」「具体例や体験」「まとめ」の順で書いていけば大丈夫です。時間をかけずにかけるよう練習しましょう。
例
私は○○について~だと思います。なぜならば、~からです。例えば、~があります。これから~のようにしていきたいと思います。
〇よくある減点ポイント
- 誤字・脱字がある
- 主語と述語の不一致になっている(私の夢は○○になりたいです)
- 話し言葉をつかってしまう(なので、~だなと思った。等々)
- 敬体(です・ます調)と常体(だ・である調)が統一できていないこと
- 一文が長すぎること(一文が長すぎると②の減点にもつながりやすくなります。一文を2行程度でまとめましょう)
◎日頃の勉強方法
・漢字の書き取り(きれいな字でなくてもいいので丁寧に)、初見の読解の問題を解く(市販でも塾用教材でもよし)、意見文を80字程度で練習(上の作文対策の例にならって)
・勉強に取り組むときもですが、常日頃言葉の意味を意識するとよいでしょう!!



