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乗り越えられない壁はない

2017/03/15

教育論

私たちは「個別指導」です。一人ひとりと接し、その子の「完成像」をいち早く作ります。その像に近付けることができれば、第一志望に合格するなど難しいことではありません。ただし生徒たちは「意思を持った一人の人間」です。思った通りにコントロールすることなど、誰一人にすらできることではありません。もどかしさや苦しさ、切なさと常に戦いながら接するのです。保護者さまも含めて、教育に携わる人であれば、みな同じ思いであろうかと思います。でも、だからこそ面白い!思うようにいかないもの、それが人間であり、人間関係です。そこに生きがいややりがいを感じ、お預かりした生徒さまを石にしがみついてでも完成像に近付けていく…そこへの使命感においては、私たちは誰にも負けません。

私たちの理念は、「子供たちの『芯』を育てること」にあります。受験やテストに例えて言えば、「結果を出させる」のではなく、「結果を出せる子に育て上げる」ということです。その元となる『芯』を作り、育てること、ここに徹底的にこだわり指導にあたっています。「受験」は「ゴール」ではありません。次のステップにいくための「目標」です。そしてその目標を叶えた先にあるのが次の「新しい世界」であり、その世界は言うまでもなく「今よりもハイレベルなフィールド」です。そのフィールドで戦い抜き、「勝ち続ける」ためには、今よりも高いチカラが必要であり、受験をゴールに設定しているようでは、そのチカラは養えません。「受験」とはあくまでも「目標」であり、合格こそが「スタート」なのです。次の世界、よりハイレベルな環境に上がってしっかりと通用する人物に育てる…究極は、社会に出て「求められる人」になれるような、その「芽」を作る…そこまでを意識して子供たちと接しています。そのためには『芯』から変える…というより『芯』を育てることが最も大切です。夢を抱き、目標を常に持てる子、困難や壁に立ち向かえる子、自分を磨ける子、戦うことを恐れない子…その「こころ」を育て、また実際の「行動の規範」を授けます。行動の規範とは、行動の仕方です。困難が訪れた時、どう行動するべきか、どこを頼り、誰に相談すればベストな解決に近付くかなどの行動の指針や規範を、勉強を通して伝えていきます。人間は生きていれば必ず困難が訪れます。子供たちのように、頑張っている人の元にはなおさらやって来るものです。子供たちは「何かを得たくて」頑張っています。その「得られる何か」は、必ず「壁」と一緒にやって来て、しかもその順番は、どんな場合でも「壁」→「得られる何か」であり、この順番に例外はありません。だから子供たちの前には、いつも壁ばかりがあるのです。その壁の乗り越え方を一つ一つ教えること、これが私たちの指導方法です。壁を乗り換える必要性を説きながら…。

『乗り換えられない壁はやって来ない』という言葉があります。私はこの言葉が大好きで、よく子供たちに伝えます。そしてこの言葉には続きがあります。…『壁』は神様が人間に与えてくれる「贈り物」なのですが、神様はその「壁」を『乗り越えるべき壁から順番に与えてくれる』のだそうです。つまり今目の前にある「困難な壁」は、『絶対に乗り越えられるもの』であり、むしろ『今いちばん乗り越えなければならない壁』ということになるのです。…子供たちをお預かりし、しっかりとじっくりと時間をかけて育てます。徐々に育っていく子供たちを見て、この変化は「子供から大人への変革」を意味しているように感じます。どんな能力のある子でも、はじめは子供らしさでいっぱいです。落ち着きがなく、理性よりも本能で動きがちです。「やりたいこと」に翻弄され、習慣もままならなりません。でも、それが「こどもらしさ」であり、その時はそれでよいのです。様々な経験を多くの人たちとともに積み、「こころ」が育ち、「社会性」を身につける、これが「大人になる」ということでしょう。その「こころ」と「社会性」の育成に、「教育」が最も重要なファクターであることを痛感いたします。だから私たちは子供たちと常に命がけで接し、本気で導きます。

子供たちが、自信をもって生き、次の世界に旅立ってくれる…これが毎年毎年リレーできれば、この地域の未来は明るさしかありません。子供たちを見ていて、いつもそれを感じます。同時に気付かされることも多い。その一つが「私たちおとながもっとしっかりしなければ…!」ということです。子供たちに「こうなりたい!」と思ってもらえる「カッコいい大人」でいられているでしょうか。気が付けば日々の喧騒に埋もれ、「夢を持つこと」や「目標を持つこと」を忘れてはいないでしょうか。愚痴や不満ばかりのカッコ悪いおとなになっていないでしょうか。私たちは、子供に受け取ってもらえる「よいバトン」を持っているでしょうか。子供たちは少なくとも一生懸命に、負けん気を出して頑張っています。今、最も必要なことは、子供たちが頑張った先にある「目指す場所」の存在だと思います。残念ながら、今の日本にはその場所は極めて少なくなっていることを私は強く危惧しています。

 

名学館和田塾
塾長 齋藤大樹

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